「東南アジア・東アジア国際共同臨床研究アライアンス、ARO Alliance for Southeast & East Asia(ARISE、アライズ)」は、国際共同臨床研究・試験のネットワークとして、アジア地域における研究開発の発展を目指します。また、アジア地域におけるAROネットワークを推進することで、健康の増進と疾病の削減に貢献できるよう努めてまいります。

top_ev_icon.png

ARISEキャパシティーディベロップメントプログラム:臨床試験の基礎

キャパシティーディベロップメントワーキンググループは、ネットワークおよび地域の臨床研究・臨床試験の専門家のために、学習教材の改善と更新を継続的に行っています。JIHSは大阪大学、国際医療福祉大学と共同で、国際的な臨床研究・臨床試験を推進するための専門家育成のためのビデオ教材を開発しました。

この研修プログラムは、国や言語に関係なく、臨床研究の基礎知識、基本的な倫理、ICH-GCPなどの規則を学ぶことができます。臨床研究の歴史と被験者保護、プロジェクトマネジメント、統計解析とデータマネジメント、ICH-GCP研修などの11のトピックで構成されています。

受講するには こちらからアクセスして下さい。 受講料は無料ですが、修了証は発行されません。

本プログラムは日本医療研究開発機構(AMED)の支援を受けています。

Highlights

第4回 ARISE年次会議

slide_symp2025nov.png

第4回 ARISE年次会議は、JIHSと長崎大学が共催し、2025年10月16日~17日に開催されました。
「AROの強みを生かしたARISEにおける臨床試験エコシステムの強化 」をテーマとした本会議には、運営委員、JIHS幹部、厚生労働省、日本医療研究開発機構(AMED)、国立がん研究センターATLASの代表者を含む、現地参加 約75名、オンライン参加 176名が参加しました。 2日間にわたる本会議には、運営委員会、総会、能力開発ワークショップ、シンポジウムなど複数の会合が開催されました。

本年度、ARISEには、新たに2機関(Hanoi Medical University [ベトナム] および University Medical Center Ho Chi Minh City [ベトナム])が加わりました。さらに、元運営委員のNational Institute of Health, University of the Philippines Manila の Dr. Eva Maria Cutiongco-de La Paz ならびに Faculty of Medicine Siriraj Hospital, Mahidol University の Dr. Kulkanya Chokephaibulkit の2名がARISEへの顕著な貢献を称えられ名誉会員に選出されました。

第5回ARISE年次総会は、JIHSとインドネシアのARISE全加盟施設との共催で、インドネシアの University of Gadja Mada で開催予定です。 【Facebook】

symp2025.png

国際臨床研究
相談フォーム